Bonjour! 本ブログ、記念すべき最初の記事です!
最初のテーマは、最初らしく。。。
フランスに留学したい! と思ってみたけど、どうすればいいの?
いま現役で学生の方なら、
「留学=現地の語学学校or大学に通うこと」をイメージされると思います。
語学学校は、基本的にお金を払えば、誰でも好きな学校に通えます。
語学レベルも問われません。
特に私立の語学学校は、空席のあるクラスには好きな時期から入学可能なところが多いです。
入学までの手続きは、日本で留学エージェントを通す方法もあります。
では語学学校ではなく、
現地の「大学」に、語学以外の分野で、正規生として通うにはどうすればいいの?
日本在住の日本人として、主な方法は2つあります。
1、交換留学制度を使う
2、キャンパスフランスを通して直接出願する
私自身は2番目の方法を選びましたが、周囲をみると交換留学で滞在している方が圧倒的に多い印象です。
今回は、自分自身の経験と、お友達・先輩方からきいてきた話をもとに、
それぞれ考えられるメリット・デメリットをまとめてみました!
1、交換留学のいいところ
日本で通っている学校を通して応募し、学内選抜などを経て留学が決まります。
どの学校を選べるのか。どんな基準があるのか。
まずは、ご自身の学校の協定大学&協定プログラムを調べてみましょう。
ちなみにわたしの学校では、毎年学期始めに留学説明会が開かれ、そこでパンフレットをもらったり、詳しい話をきくことができました。
さて、フランスの大学に交換留学で行く場合、以下のメリットが考えられます
① 自力で行くよりも諸手続きが楽ちんになる!?
学校への在籍手続きなど、留学のためにしなければいけない手続きは山ほどあります。特に留学後の単位変換などは、交換留学を使っている方が圧倒的に楽でしょう。また、友達の経験談には「交換留学生のほうが授業シラバスを通常の学生より早くみられた」なんていうのもありました。
② 学生寮の部屋が確保されている場合が多い
住居不足のパリでは、むしろ交換留学生以外で寮に入るなんてできないかと思います。(私立の学生専用寮や若者寮で空きをみたことはありますが)。
他の記事に書きますが、外国人が部屋を借りるのは、日本で部屋を借りるほど簡単ではありませんし、予期せぬトラブルも起こります。
最初から学生寮が決まっていれば、現地にきてから部屋探し、なんて心配もいらないのでこれは大きなメリット!
※しかし、大学やプログラムによっては交換留学生でも寮が用意されていないので、そこは事前に確認したいですね。
③ 求められるフランス語レベルが高くない!?
もちろん、学校学科によって違いますし、学内選考の時点で基準がある場合もあるでしょう。しかし実際は、日本人に限らず、B1未満で認められた外国人の交換留学生に現地でたくさん出会いました。
フランスの大学でも、英語による授業のみを受ける場合、もはやフランス語は全くできなくていい場合もあるとか。
④ 困ったときに在籍する日本の大学に頼りやすい!?
これはめちゃくちゃ大きいと思います。もちろん些細なこと、なんでも面倒をみてくれることはないでしょうけど!!!
また、同じ大学から同じプログラムへ留学するひとが他にもいることや、出発までに同じプログラムへ参加した先輩から話しをきける可能性も高いですよね。これはだいぶ心強いのでは!?
※あくまで個人的見解をまとめたものです。
2、直接出願!自力で行く方法のいいところ
逆にいえば、交換留学でなくキャンパスフランスから出願して現地の大学へ行く場合、
上記のメリットの逆の状態になります。
・日本いる間の出願〜現地での在籍登録など、全て自力で行う必要がある
・住居も自力で探す
・出願時(例年3月頃)すでにそれなりの語学ディプロム(DELF/DALF/TCF)が必要
⚠︎試験を受けてから結果がでて更にディプロム発行まで最低2ヶ月かかります!
現地に着いてからやることって、いろいろ沢山あるんです!
しかもフランスの大学の学事は、日本の大学の学事とは、対応が全然違うと思います。
言葉が上手く通じなければ、嫌味を言われて助けてもらえないこともある。
留学生担当オフィスの人でさえ、親切でないこともあります。
じゃあ、自力で行く方法のなにがいいの?
1つめは、フランスの学校のディプロムが取れる(卒業できる)こと。
もちろん単位をとって卒業しないといけませんし、学士の1年から始めたら最低でも3年間かかります。しかし、将来的にフランスで就職するつもりなら、フランス現地で資格を得ておくことは大変プラスな経歴になるはずです。
2つめは、学費が安いこと。
交換留学だと、日本の大学に通常通りの授業料を払いながら、現地の学校に通うことになります。
フランスの国立大学の学費、知っていますか?
我々日本人にとっては信じられない安さです!
正規生で入学すれば、この安いフランスの学費で通えるわけです。
例えば日本で学士課程を終えてから、フランスで修士課程に入れば、基本的に日本の大学院より学費が安い。
一方、滞在費や渡航費はかかってしまいますけどね…。
※2019-2020年度から、EU圏以外の外国人学生に対し、国立大学の学費の値上げが検討されています。しかし値上げされたとしても、日本よりは安いです。
次回は、フランスの大学への出願方法(キャンパスフランス)について、詳しく書いていきます☆